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子どもの習慣づけとは?

更新日:3月19日

・愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ。認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる。〈中略〉分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ。〈中略〉子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ。(「子は親の鏡」より抜粋)


 これは、ノルトの詩の一節です。一方、マーフィーは、「私たちの大半は幼少時代から悪い暗示を与えられている」[マーフィー1999]と指摘しています。幼児は抵抗するすべを知らないので、相手次第で思わしくない自己観念も背負わされてしまうのです。また、アドラーは、関心を自分だけに向けさせてしまう習慣が、子どもの人生に誤った意味を与えると指摘しています[アドラー1984]。具体的にその習慣とは、子どもを甘やかす習慣と逆に無視する習慣です。さらにヒュームは、「幼時期から習慣づけられてきた意見や考えは、いずれも深く根ざしていて、理性や経験のどんな力をもってしても根だやしにするのは不可能である」[ヒューム2012]とまで述べています。【第3講 プライミングと習慣より抜粋】



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